神式の葬儀は、仏式では亡くなった方が仏様になるお経をあげて頂くのに対し、神様になるお祈りを頂きます。 また、神式の通夜は”通夜祭”、葬儀は”葬場祭”といい、神式のことは神道、神葬祭と言ったりします。
宗教的な観点から考えると取り方によっては間違った観点にとられては困るので・・・まあ、宗教の自由という事もあるので控えさせて頂きます。 まず位牌について、仏式では位牌ですが、神式では霊璽(れいじ)といいます。 お清めも呼び方が異なり直会い(なおらい)といいます。 年忌法要においても、まず最初に迎えるのが仏式では、四十九日(七七日忌)法要ですが、神道では、五十日祭、その後、一年祭、 三年祭、五年祭、十年祭を行い、以後10年ごとに五十年祭まで行います。
意外と皆さんがとまどってしまいがちなのが作法でしょうか。 玉串奉奠ですが、斎主から玉串を受け取ったら右回しで根本のほうを祭壇のほうにして八足(会場によって違いますが、お供えする台)に置き、二礼二拍手一礼をします。その際、拍手は音を立てずに(しのび手と言います)します。 これは、会場によっては会葬者は玉串でなくて洗米にて行う場合がありますが、洗米を右のお皿から少しつまんで左のお皿にうつし(お焼香と同じイメージ)、二礼二拍手一礼をします。